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呼吸器内科(5F)

Respiratory System

診療時間

5Fで診療を行っております。

診療
時間
9:00~
12:30
14:30~
18:00
-

※最終受付(午前・午後)診療時間終了の30分前
休診日…日曜午後

当院の呼吸器内科に
ついて

呼吸器内科では、咳、痰、息切れ、息苦しさなど、呼吸器に関するさまざまな症状の診断と治療を行っています。主な疾患には、風邪、扁桃炎、咽頭炎、気管支炎、肺炎、咳喘息、喘息、肺結核、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺がん、睡眠時無呼吸症候群などがあります。呼吸器に関する症状でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。

呼吸器内科で
対応する症状

  • 咳が長引く
  • 痰が絡む咳が続く
  • 咳が止まらず夜中に目が覚める
  • 動悸や息切れ、息苦しさがある
  • 日中にひどい眠気がある
  • いびきが気になる(いびきを家族に指摘された)
  • 風邪にかかりやすい
  • 喉がイガイガする
  • 喉がムズムズする
  • 新型コロナウイルス感染症が治ったはずなのに咳が続く
  • ゼーゼー、ヒューヒューする呼吸音がする
  • 胸部レントゲンで異常を指摘された
  • 喘息と診断されたことがある
  • アレルギー体質かもしれないと感じる
  • 痰がうまく切れない
  • 胸が苦しく息切れする

など

咳は、健康な人でも軽い刺激によって起こる日常的な症状です。しかし、特定の季節や時間、同じ場所で咳が続いたり、痰が絡んだり、長引いたりする場合は、呼吸器疾患の可能性があります。さらに、食事に時間がかかり、食事中にむせたり咳き込むことがある場合、飲食物が気管に入っていることが考えられます。この状態を「誤嚥」と呼び、加齢に伴って飲み込みの機能が低下するため、高齢者に多く見られます。誤嚥は肺炎を引き起こすリスクがあるため、注意が必要です。

痰も一般的に見られる症状の一つです。受診が必要なのは、血液が混じった痰や、黄色、緑色、茶色などの異常な色の痰が出る場合です。また、痰の量や回数が増えた際にも呼吸器疾患が疑われます。

喘鳴(ぜんめい)

喘鳴とは、ゼイゼイやヒューヒューという呼吸音が続く状態を指します。これは気管や気管支が狭くなり、空気がその細い気道を通る際に音が発生するためです。喘鳴は気管支喘息の発作として現れることが多く、異物を誤飲した場合にも見られることがあります。喘息の治療を受けている方は、医師から処方された薬を正しく使用してください。診断を受けていない場合は、喘鳴が見られた際には相談をお勧めします。

胸部異常陰影

健康診断で「胸部異常陰影」と指摘された場合は、胸部CT検査やPET検査などの適切な追加検査を受けることが推奨されます。その後、必要に応じて適切な治療を行ったり、他の医療機関を紹介したりしますので、まずはご相談ください。

呼吸器内科で
対応する病気

など

咽頭炎

咽頭炎は、咽頭(喉)の粘膜に炎症が生じる病気です。主にウイルスや細菌感染が原因で、風邪やインフルエンザに伴って発症することが多いです。主な症状には喉の痛み、飲み込みにくさ、発熱、咳などがあります。急性咽頭炎は短期間で治癒することが一般的ですが、慢性咽頭炎の場合は長引くことがあります。治療には安静、うがい、鎮痛薬の使用が推奨されます。特に重症化や合併症を防ぐために、適切な診断と治療が重要です。

花粉症

花粉症は、特定の植物の花粉が原因で起こるアレルギー性疾患です。主に春や秋に症状が悪化し、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどが見られます。花粉が体内に入ると免疫系が過剰に反応し、ヒスタミンなどの化学物質が放出されるためです。治療には抗ヒスタミン薬や点鼻薬が使われ、症状の軽減が図られます。また、花粉の飛散情報を確認し、外出を控えることも予防に効果的です。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎は、花粉、ホコリ、動物の毛などのアレルゲンに反応して鼻の粘膜が炎症を起こす状態です。症状にはくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみが含まれます。急性型と慢性型があり、急性型は季節性(花粉症)で、慢性型は通年性のことが多いです。治療には抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻薬が一般的で、アレルゲンを避ける生活環境の整備も重要です。

気管支喘息

気管支喘息は、気管支が過敏になり、炎症を起こすことで発作的に呼吸困難や喘鳴(ゼーゼー音)を引き起こす病気です。主な原因はアレルゲンや感染、運動、ストレスなどで、特に子どもに多く見られます。症状は発作的に現れ、呼吸が苦しくなり、咳や息切れを伴います。治療には吸入ステロイド薬やβ2刺激薬が用いられ、早期の治療が重要です。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

慢性閉塞性肺疾患は、主に喫煙や有害物質の吸入によって引き起こされる肺の慢性的な炎症です。主な症状には息切れや咳、痰があり、日常生活に支障をきたすことがあります。治療は禁煙が最も重要で、吸入薬やリハビリテーションを行います。進行すると在宅酸素療法が必要になることもあります。当院でも在宅酸素療法の指導を行っています。お気軽にご相談ください。

間質性肺炎

間質性肺炎は、肺の間質と呼ばれる組織が炎症や線維化を起こす疾患で、原因は多岐にわたります。症状は咳や呼吸困難で、特に運動時に悪化します。慢性化すると肺機能が低下し、生活の質が損なわれます。診断には画像検査や生検を用い、治療は原因に応じた抗炎症薬や免疫抑制剤を使用します。

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマという細菌による肺炎で、特に若年層に多いです。症状は軽度の発熱や咳、喉の痛みから始まり、徐々に悪化することがあります。通常は軽症で経過することが多いですが、治療には抗生物質が使用されます。早期の診断と治療が重要です。

肺がん

肺がんは、肺組織内で異常細胞が増殖し、悪性腫瘍を形成する病気です。喫煙が最大のリスク因子ですが、非喫煙者でも発症することがあります。初期症状はほとんどなく、進行すると咳、呼吸困難、喀血などが現れます。早期発見が難しいため、定期検診が重要で、治療は手術や化学療法、放射線療法などを行います。なお、手術や化学療法、放射線療法が必要な場合には、連携する医療機関をご紹介いたします。

担当医師

岡 秀昭Oka Hideaki内科 岡 秀昭

内科岡 秀昭Oka Hideaki

経 歴

2000年 日本大学医学部 卒業
2009年 横浜市立大学大学院 卒業
2009年 医学博士 取得
~2016年 神戸大学病院感染症内科を経て、関東労災病院や東京高橋病院などで感染症診療部門を歴任
2017年 埼玉医科大学総合医療センター
総合診療内科・感染症科
(診療部長:准教授として赴任)
2020年 7月より同教授、9月より病院長補佐

資格・
所属学会

  • 横浜市立大学呼吸器病学 客員教授
  • 日本感染症学会專門医、指導医、評議具
  • 日本呼吸器学会専門医
  • 日本内科学会総合内科専門医・指導医
塚田 訓久Tsukada Kunihisa内科 塚田 訓久

内科塚田 訓久Tsukada Kunihisa

経 歴

1991年 ラ・サール高校卒業
1997年 東京大学医学部医学科卒業
2001年 東京大学感染症内科
2006年 国立国際医療研究センター 
エイズ治療・研究開発センター
2010年 同 医療情報室長
2019年 同 専門外来医長
2022年 国立病院機構東埼玉病院 臨床研究部長
2024年 埼玉医科大学総合医療センター 
感染症科・感染制御科 教授

資格・
所属学会

  • 日本内科学会 総合内科専門医・指導医
  • 日本感染症学会 感染症専門医・指導医
  • 日本エイズ学会 指導医
  • 日本病院総合診療医学会 認定病院総合診療医
  • 労働衛生コンサルタント(保健衛生)
  • 公認心理師
城川 泰司郎Shirokawa Taijiro 内科 城川 泰司郎

内科城川 泰司郎Shirokawa Taijiro 

経 歴

2008年

東海大学病院 臨床研修プログラム

2011年 筑波大学病院 総合診療科 病院総合医コース
2013年

水戸協同病院 総合診療科

2015年

水戸協同病院 感染症科

2016年

東京医科大学病院 臨床検査医学科

2018年

千葉大学医学部付属病院 総合診療科

2020年

昭和大学病院 膠原病内科

2021年

関東労災病院 感染症内科

2023年

医療法人社団WHMクリニックプラス高円寺

2025年

西荻窪駅前クリニック