しわとは
しわには様々な種類があり、症状や治療法もそれぞれ異なります。そのため、気になるしわを改善したい場合には、自身のしわについて詳しく理解しておくことが大切です。当院では、患者様一人一人に合った最適な治療法を提案しています。気になる症状が現れている場合には、お気軽にご相談ください。
こんなお悩みは
ありませんか?
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肌のハリが少なくなってきた、老けて見える
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目の下にたるみがある
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目尻のしわが目立ってきた
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眉間のしわが深くなってきた
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顔や首のしわ・小じわが気になる
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目の下がたるんで小じわが目立ってきた
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額のしわが目立ってきた
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フェイスライン全体にたるみがみられる
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ほうれい線が目立ってきた
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肌のハリや弾力が少なくなってきた
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あご下のたるみや二重あごが出てきた
しわの原因
紫外線ダメージ
紫外線は、肌の深部の線維芽細胞に障害を与え、コラーゲンやエラスチンなどの美容成分の分泌量を低下させ、しわの原因となります。
加齢
人は歳を重ねるごとに、コラーゲンやエラスチンといった肌の美容成分の分泌量が低下します。また、歳を取ると皮膚の皮が薄くなることで乾燥を起こしやすくなります。これら複数の原因によって、人は加齢とともにしわやたるみを起こしやすくなります。
骨・脂肪・筋肉の減少
皮膚は、その下の脂肪や骨によって支えられています。そのため、加齢や急激なダイエットなどによって脂肪や骨が減少すると、皮膚を支えられなくなってしわやたるみの原因となります。
表情筋の動き
人の表情は表情筋によって作られます。瞬間的に笑ったり怒ったりすると、表情筋によって笑いじわや怒りじわができます。若いうちはこのようなしわはすぐに消えて元に戻りますが、歳を重ねるごとに元に戻りにくくなり、深いしわとなります。
女性ホルモンの減少
肌の美容成分であるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸は女性ホルモンの働きによって生成が促されます。そのため、女性ホルモンの分泌量が低下すると、肌のハリや弾力が失われてしわやたるみの原因となります。一般的に女性ホルモンは30代前後から減少を始め、閉経時に大きく減少する傾向があります。
乾燥、抵抗力の減少
乾燥は肌の老化を促進します。皮膚は乾燥状態にさらされると皮膚の表皮の水分が徐々に失われていき、皮膚が薄く硬くなってしわを形成します。また、歳を重ねると皮膚のターンオーバーが乱れて水分の保持力が低下して、乾燥しやすい状態になり、しわを引き起こします。
たるみの原因
保水力低下
皮膚は、表面の角質層の働きによってハリや弾力を保っています。しかし、加齢や乾燥、紫外線などによって角質層の働きが低下すると、皮膚表面を支えきれなくなってたるみを引き起こします。
真皮層のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの減少
表皮の下にある真皮層の線維芽細胞は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの美容成分を生成しています。そのため、何らかの原因によって線維芽細胞の働きが低下すると、肌のはりや弾力が失われてたるみを引き起こします。
紫外線・摩擦などの刺激
皮膚が摩擦や紫外線などの外部刺激を受け続けると、皮膚の働きが低下してたるみなどの症状を引き起こします。
脂肪・筋肉
肌の脂肪量が多すぎても少なすぎてもたるみの原因となります。脂肪量が多いと重さによってたるみが生じ、少ないと肌がくぼむような形状のたるみを引き起こします。また、加齢などが原因で筋肉が萎縮すると皮膚を支える筋力が低下し、たるみを引き起こします。
重力
歳を重ねると、長期間に及ぶ重力の影響によって肌の表面が下に引っ張られ続けるため、たるみを引き起こします。
しわ・小じわの
できる箇所
このようなお肌のお悩みは
ありませんか?
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額の表情じわ
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眉間の表情じわ
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目の下のしわ
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目尻の表情じわ
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鼻の小じわ
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ちりめんじわ
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頬のゴルゴ線
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鼻から口にかけてのほうれい線
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口角下のたるみじわ
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口からあごにかけてのマリオネットライン
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首のしわ
ちりめんじわ
ちりめんじわとは、主に目尻や目の下など皮膚の浅く薄い部分にできる細かいしわです。
表情じわ
表情じわとは、主に笑ったり怒ったりした時に現れるしわです。表情じわは表情筋の働きによって生まれ、主に目尻や眉間、鼻周辺の頬、口周辺などに現れます。若いうちはすぐに消失しますが、加齢とともに深く刻まれるようになり、元に戻りづらくなります。
真皮性しわ
真皮性しわとは、皮膚の3段構造である表皮、真皮、皮下組織のうち真皮層に深く刻まれるしわです。主にほうれい線や下まぶたに生じやすい傾向があります。
たるみじわ
たるみじわとは、長期間に及ぶ重力や乾燥、紫外線などの影響によって皮膚が弛緩し、下方面に皮膚がたるむことで生じるしわです。主に目尻や眉間、目の下、頬、口周辺などに生じやすい傾向があります。
当院のしわ治療
レーザー治療(ピコウェイ)
ピコウェイとは、しみやほくろを除去する際に用いられる最新のピコレーザー機器です。ピコレーザー機器の中でも特に精度の高いシネロン・キャンデラ社製の医療機器となります。
ピコ(p)とは長さの単位で、1pmは1億分の1mmを表します。ピコウェイでは、ピコ秒単位で局所的なレーザー照射が可能なため、従来の機器に比べて周辺組織への影響も少なく、痛みもほとんど感じずに治療を行うことが可能です。また、スポットサイズを最小で2mmまで設定できるため、歪なほくろや細かいほくろの除去にも効果的です。その他、治療後には比較的短時間でかさぶたとなった患部が剥がれ落ちます。
項目 | 詳細 |
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治療時間 | 約20分 |
痛み | 肌を輪ゴムで弾かれるような軽度な痛みが生じます。痛みが苦手な場合には、麻酔処置を行います。 |
ダウンタイム | 施術後、稀に赤みが生じることがありますが、ほとんどの場合は数日で自然消失します。 |
副作用 |
施術後、稀に赤みや痛み、腫れなどの症状を起こすことがあります。また、ごく稀に反応性色素沈着を起こすことがあります。 |
その他 |
治療前後は意図的な日焼けは避けてください。また、外出時には必ず日焼け止めクリームを使用してください。メイクは治療当日から可能です。 |
禁忌 | 現在妊娠中または妊娠の可能性がある方、重度の炎症や傷がある方、真性ケロイドの方、光線過敏症の方などは治療を受けることができません。あらかじめご了承ください。 |
ボトックス注射
ボトックス注射とは、A型ボツリヌス毒素から毒性を除いたA型ボツリヌストキシンを筋肉に注射することで筋肉を弛緩させ、しわを改善させることができる治療法です。注射後2~3日すると徐々に効果が現れ、その後2〜4ヶ月間は効果が持続します。高い改善効果が期待できる他、治療が短時間で済むことや、アレルギーなどの副作用がほとんど現れないなどのメリットもあります。なお、効果が切れた際には再度治療を行うことも可能です。
当院が取り扱っているボトックス注射は、国内で唯一認可を受けているアラガン社製のボトックスビスタと、韓国食品医薬品安全庁(KFDA)から認可を受けているフューゲル社製造のボトックスの2種類となります。主な効果の持続期間は、ボトックスビスタが3〜4ヶ月、ボトックスが2〜3ヶ月ほどとなります。ただし、この期間はあくまで目安であり、薬剤を注入する深度や場所、量などによって多少前後します。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸とは、もともと我々の身体の中に存在している美容成分です。多くの水分をジェル状に変換して細胞内に保持し、肌の潤いやハリ、弾力を維持する作用があります。しかし、ヒアルロン酸は加齢とともに徐々に減少していくため、肌の状態を保てなくなってしわの形成を引き起こします。従って、ヒアルロン酸を外部から補充することで、しわを改善させることができます。ヒアルロン酸注射は、主にほうれい線や目元、目の下のくま、ゴルゴラインなどに注入することで、短時間で高い改善効果が期待できる治療法です。また、しわの改善以外にも頬や唇のボリュームアップや、鼻やあごのラインを整えたい場合にも有効です。
料金
レーザー治療
【PICO WAY】 | 費用(税込) |
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ピコスポット(5㎜10個まで) | 19,800円 |
ピコトーニング(看護師施術) | 27,500円 |
ピコフラクショナル(看護師施術) | ※準備中 |